大豆は、軒並み大幅続伸

<国内穀物市場>
東京大豆は、軒並み大幅続伸です。後場に入っても、夜間取引が次第に上値を切り上げる展開が続いたことから、Non大豆は期近6月限を除いた5限月がストップ高に張り付いたまま大引けしました。すでに全限月が半値戻しを達成している一般大豆は、利食い売りなどに上値を削る限月もありましたが、大幅続伸となりました。前日比は、Non大豆が2130〜3000円高、一般大豆は1490〜2400円高です。

東京コーンは総じて反発です。13日のシカゴが続落したものの、為替が1ドル=104円台後半まで円安に振れていることや、大豆が大幅続伸したことに支援されておおむねプラス引けしました。とくに期先の上げ幅が大きくなりました。ただ、期近7月限は海上運賃安でマイナス引けしました。大引けの前日比は、580円安〜530円高です。


<外国為替市場>
 午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から上昇、105円前半で取引されています。夕方にかけての取引で、ユーロ/ドルは1.5480ドル付近から急落し、その後も売り地合いが続いており1.5400ドル付近でもみあっています。こうした流れを受け、ユーロは対円でも売られました。対照的にドルは対円で一時105.21円をつけました。目先のターゲットは5月初旬につけた105.70円とされています。


<国内石油市場>
国内石油市場は急反発です。原油は円安と海外原油高を背景に買い優勢で推移して大幅上昇です。製品も原油高と円安から買いを集めて急伸しました。灯油は当限を除く5限月がストップ高で引け、ガソリンの当限を除く5限月と灯油と原油の全限月が一代高値を更新しました。終盤は1ドル=105円台前半まで円安が進んだことも追い風となりました。原油と灯油の当限は期近ベースで、ガソリン・灯油・原油の先限は先限ベースで、それぞれ上場来高値を更新しました。前日比は、ガソリンが1680〜2280円高、灯油が2700〜3300円高、原油が1470〜2300円高です。


<国内貴金属市場>
金がまちまち、銀は反落です。金はNY安となりましたが円安に相殺されてまちまちで寄り付いた後、円ジリ安に支援されて後場中盤にかけて軒並み上昇しました。ただ終盤にはドル一段高を嫌気したドル建て現物相場の下落に圧迫されて値を削り、まちまちとなりました。銀はNY安を引き継いで、終日マイナスサイドで上値重く推移しました。前日比は、金が8円安〜2円高、銀が12.3〜6.2円安です。

白金系貴金属(PGM)は総じて反落です。白金はNY安を受けて軟調に始まりましたが、原油高などが下支え要因となり、後場中盤にはプラスサイドへ切り返して上値を伸ばしました。ただその後のドル一段高が嫌気されて、大引けにかけて全限がマイナスサイドへ急落し、下げ幅を拡大しました。パラジウムもNY安を受けて売り優勢で始まり、終日上値重く推移しました。前日比は、白金が55〜7円安、パラジウムが15円安〜1円高です。

大豆は新穀主導で大幅上昇

<シカゴ穀物市場>
大豆は軟調なコーンや周辺市場の影響を受けやや軟調に寄り付きましたが、米中西部での乾燥した気候や、コーンの作付け進行状況が順調なことから大豆への転作懸念が後退し、新穀主導で大幅上昇となりました。また、原油の高騰やアルゼンチンでのストもサポートとなったようです。大豆7月限は37.0セント高の1379.5で引けました。

コーンは今週後半にかけての中西部での乾燥見通しを受けて軒並み安で始まり、一時6ドルの大台を割込みましたが、引けにかけては幾分戻しました。コーン7月限は7.5セント安の607.25で引けました。作付けは急ピッチで進むとの見方がある一方、低温により発芽も遅れているとのことです。

小麦は小幅安で始まり、小麦/コーンのスプレッドによる積極的な小麦買い、コーン売りがあり一時809台まで回復しましたが、産地の天候回復、また軟調なコーン、コメのストップ安など軟調な他市場が圧迫要因となり中盤では再び下落しました。米南部では木曜に通り雨の見込みがあり、作況改善になるとの見方です。小麦7月限は前日比9.75セント安の795.75で引けました。


<NY原油市場>
南米や欧州でのディーゼルやヒーティングオイルの供給が需要に追いついていないとの兆しや、イランが来月より日量40〜100万バレルの減産を行うとの見通しがはやされ、反発しました。原油6月限は1.57ドル高の125.80で引けました。次回のOPEC総会は9月となり、その前の特別総会の予定はないとのことです。


<NY貴金属市場>
米小売売上高の結果が好感されドルが買われたことで、NY金はストップロスを巻き込み大幅下落となりました。但し、原油が反発したことで下げ幅は縮小されました。銀やプラチナも連れ安となっています。金6月限は15.3ドル安の869.6、銀7月限は39.7セント安の1682.8、プラチナ7月限は49.9ドル安の2073.4で引けました。高値圏での推移を続ける原油がサポートとなっていますが、下落に転じた場合の影響が懸念されているようです。

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