大豆は軒並み大幅続落

<国内穀物市場>
東京大豆は、軒並み大幅続落です。シカゴの反落を受け、前日からのNon大豆主導の利食い売りムードを引き継ぎました。後場は、両市場とも期近が下げ幅をやや縮小しましたが、期中・先はストップ安に張り付いたまま引けました。前日比は、Non大豆が3000〜2660円安、一般大豆は1600〜1260円安です。

東京コーンは大幅続落です。為替が1ドル=105円台半ばまで円安に振れたものの、29日のシカゴが大幅続落して、この日の夜間取引でさらに軟化していることに圧迫されました。商品全面安模様のなか大豆が軒並みストップ安となったこともあり、計算以上の下げ幅となり、期近7月限と期先2本がストップ安で引けました。大引けの前日比は、800〜580円安です。

           
<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅安の105円半ばで取引されています。午前中から断続的なドル売りが見られ、上値の重い展開が続きました。午後発表された4月の独小売売上高が予想に反して弱かったことから対ドル、対円でユーロ売りが進みました。前日海外安値1.5485ドルを割り込んだこともユーロ売りを加速させました。こうした動きがドル/円の上昇につながっているとみられています。


<国内石油市場>
国内石油市場は急反落です。為替が1ドル=105円台半ばまで円安に振れたものの、29日のNY原油が急反落したことに圧迫されました。灯油は期近7月限を除き軒並みストップ安に終日張り付く展開となり、ガソリンは後場にかけて下げ幅を拡大させたものの、引けにかけて下げ幅を大きく縮小しました。その結果、前日と同様、灯油はこれまでのガソリンに対する異様な上ザヤを縮小させることになりました。また、ストップ安に張り付いたことで、灯油の出来高が異常に少なくなりました。原油も軒並み大幅安となりましたが、週明けに納会を控えた期近5月限の値動きは限られた前日比は、ガソリンが1680〜1020円安、灯油が3440〜2700円安、原油が2300〜170円安です。


<国内貴金属市場>
金・銀は急反落です。金はNY急落を引き継いで大幅反落で寄り付いた後、場中の円安一服などを背景にジリ安となり、全限月が3000円を割り込みました。安値を離れたものの、3000円は回復できずです。銀もNY安を背景に軒並み反落しました。先限は一時30円を上回る下げとなりましたが、安値を離れて引けました。現在の前日比は、金が65〜59円安、金ミニが75〜64円安、銀が29.2〜23.0円安です。

白金系貴金属(PGM)は、軒並み下落です。白金はNY急落を受けて売り優勢で始まりました。その後は円安を受けて下げ幅を縮小する場面も見られましたが、週末前の手じまい売りなどが出て下値を試し、後場で一段安となりました。終盤の反発力も弱く大幅安のままで引けました。パラジウムもNY安を受けて売り優勢となりました。現在の前日比は、白金が279〜227円安、パラジウムが41〜25円安です。

シカゴ大豆は、大豆オイル主導で総じて軟調

<シカゴ穀物市場>
大豆は軟調なマレーシアパームオイルを背景に軟調に寄り付き、その後も原油や金の大幅下落を受け、大豆オイル主導で総じて軟調な動きとなりました。また、週末にかけての天候見通しが改善していることも圧迫要因となったようです。大豆7月限は50.0セント安の1322.75で引けました。本日は中国へ大豆13.2万トンの成約が伝えられています。また、アルゼンチンでのストは特に進展もなく行き詰っているようです。

コーンは昨日の軟調な流れを引き続き、軒並み安で始まりローカル売りなどより軟調に推移しました。原油価格の急反落の反落もマイナス要因となりました。将来的に米議会が投機売買を制限する可能性を懸念があり、また産地での作況が進展している模様です。コーン7月限は12.75セント安の579.75で引けました。

小麦は大幅安で始まり、ドルの急伸またエネルギー、貴金属市場など軟調な周辺市場に押されて続落しました。他穀物の下落、供給量の増加見通しも圧迫要因との見方です。ファンドトレーダーが月末には商品市場から撤退すること、またインデックスファンドの規制強化も懸念されており、さらに豪産地の降雨予測も影響したようです。小麦7月限は前日比15.5セント安の743.5で引けました。    


<NY原油市場>
前日は急反発となったものの、本日は為替市場でのドル高や、月末を控えたポジション調整などにより軟調に推移しました。原油7月限は4.41ドル安の126.61で引けました。米石油消費量が減少しているとのエネルギー省からのレポートも圧迫要因となりました。原油在庫は890万バレル減少とのニュースは材料視されなかった模様です。

 
<NY貴金属市場>
ドルの急伸や原油の反落を受け利益確定の動きが先行し、NY金は大幅下落となりました。また、テクニカル要因や金6月限の受渡し通知が明日から開始されることも背景にあるようです。銀やプラチナは連れ安となっています。金8月限は23.2ドル安881.7、銀7月限は90.0セント安の1651.5、プラチナ7月限は76.7ドル安の1990.2で引けました。ドルが強含んでいることで、株式市場へと資金が流れてるようです。

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