コーンは総じて続伸

<国内穀物市場>
東京大豆は、まちまちです。寄り付きが小幅安となったことから、Non大豆の修正高期待に前場は総じて続伸して引けました。しかし、後場になってNon大豆の期先が強気筋の玉整理に反落すると、一般大豆を含めて期近を除いて上値を削るようになりました。前日比は、Non大豆が590円安〜970円高、一般大豆は330円安〜1260円高です。

東京コーンは総じて続伸です。為替が1ドル=105円台前半まで円安に振れたものの、3日のシカゴが反落して、この日夜間取引でさらに軟化したことで寄り付きは軟調でした。しかし、その後は総じて下げ幅を縮小させる展開となり、後場に入ると、期先からプラスサイドを回復する展開となりました。大引けの前日比は、150円安〜210円高です。


<外国為替市場>
午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点と変わらず105円前半で取引されています。日経平均株価の上昇などを受けてクロス円は底堅い動きとなったものの、前日のバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長のドル安けん制発言をめぐり、市場では思惑が錯綜し、ドルの売買は交錯しました。


<国内石油市場>
国内石油市場は軒並み急落です。ドル・円相場が円安に振れたものの、NY原油の急落を背景に各油種ともに売りが先行しました。後場に入り夜間取引の引き締まりで下げ渋りを見せたものの、終盤にかけて夜間取引安や円相場の強含みから下値を探る展開となりました。NY原油7月限は午後4時ころから軟調に推移して、124ドルを割り込みました。前日比は、ガソリンが1780〜1260円安、灯油が2210〜2080円安、原油が1700〜1580円安です。


<国内貴金属市場>
金・銀は、軒並み下落です。金はNY安を背景に売り先行で始まり、その後は様子見ムードが強まって狭いレンジでこう着状態となりました。ただ、後場中盤以降の円高進行や原油安に追随して動意づき、全限月が下げ幅を拡大しました。銀もNY安を引き継いで反落しました。前日比は、金が47〜32円安、銀が4.8〜1.5円安です。

白金系貴金属(PGM)は、総じて反落です。白金はNY安を受けて売り優勢で始まり、その後は様子見ムードが広がる中で小動きとなりました。後場序盤に小口の買いで急速に値を戻したものの、大引けにかけた円高進行が嫌気されて戻り一服となりました。パラジウムはNY安を受けて総じて反落しました。前日比は、白金が115〜50円安、パラジウムが12〜6円安。

シカゴ大豆は大豆オイル主導で反落

<シカゴ穀物市場>
大豆はやや軟調に寄り付いた大豆は、中盤まではアルゼンチンのストライキ継続の話題や、週末にかけて北西部での湿った気候見通しをサポートに堅調に推移しましたが、その後は原油の下落を受け大豆オイル主導で反落しました。大豆7月限は6.0セント安の1359.5で引けました。なお、昨日発表された作付進捗率は69%と事前予想より若干遅れておりサポートなりましたが、コーンから大豆への転作の懸念もあるようです。

コーンは 作付けの遅れが懸念されていましたが、温暖な気候が圧迫要因となり、軟調に推移しました。コーン7月限は、9.0セント安の606.75で引けました。産地の北部では温暖な気候がサポートし作付けされたコーンの多くが順調に発芽しているようです。今後も大雨が観測されていますが、発芽を促進するためには、温暖な気候が必要となるようです。

小麦は干ばつが続いていた豪東部産地で降雨観測があり、また数日に渡って降雨予測が出たことで、ローカル、取引員筋による売りに一段安となりました。一部では遅れが見られるものの、米冬小麦の収穫進捗状況も圧迫要因との見方です。小麦7月限は前日比32.0安の750.5で引けました。


<NY原油市場>
バーナンキFRB議長による発言により為替市場ではドルが軒並み高となり、これを受けてNY原油は2週間ぶりの安値を探る動きとなりました。原油7月限は3.45ドル安の124.31で引けました。ドル安がインフレ進行を助長しているとの見方で、このドル安問題をどのように解決しようとするのかが注目されています。また明日の在庫レポートは、ガソリン在庫増加の見通しが出ています。


<NY貴金属市場>
バーナンキFRB議長がドル安に対する懸念についてコメントしたことからドルが急伸し、NY金は大幅安となりました。ドル高を受け原油が下落したことも圧迫要となったようです。銀やプラチナも連れ安となっています。金8月限は11.5ドル安の885.5、銀7月限は7.5セント安の1683.5、プラチナ7月限は17.4ドル安の1998.2で引けました。ドルのセンチメントが強まりつつあり、金の下振れリスクも高まっているようです。

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