一般大豆は軒並み続伸

<国内穀物市場>
東京大豆は、まちまちです。一般大豆は軒並み続伸も、Non大豆はまちまちです。シカゴの大幅続伸を好感し、Non大豆の期先2本が一代高値を更新するなど軒並み大幅続伸して寄り付きました。しかし、夜間取引が軟調となったことを映し、週末を控えたポジション整理で利食い売りが優勢となり、上値を削りました。前日比は、Non大豆が370円安〜2440円高、一般大豆は110〜460円高です。

東京トウモロコシは反発です。為替が1ドル=107円台前半まで円安に振れるなか、10日のシカゴは期近の主要限月が続落しましたが、前日の夜間取引の下落ですでに織り込んでいたことや、今日の夜間取引が上伸したことに支援されました。場中に円安がやや進展したこともあり、後場に期先から上げ幅を拡大しました。大引けの前日比は、40〜690円高です。


<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅高の107円前半で取引されている。連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)(FNM.N: 株価, 企業情報, レポート)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)(FRE.N: 株価, 企業情報, レポート)について、問題が悪化した場合、米政府が管理下に置くことを検討しているとのNYタイムズ(電子版)報道で、一時的にドル買いが進んだ。実現の可能性が低いとの見方から、一段のドル上昇にはつながっていない。夕方にかけては調整による取引が続いている。


<国内石油市場>
国内石油市場は急反発です。10日のNY原油が、イランの再度のミサイル発射テストなどで急騰したことに支援されて、ストップ高を付ける限月が続出し、出来高が細りました。また、NY原油の夜間取引が日本時間の午後4時以降、欧州勢の買い参入で再び急伸したことで、大引けにかけては、3油種ともに期近を除きストップ高に張り付きました。なお、灯油とガソリン・原油の値幅制限の違いで、灯油−ガソリンのストラドル(サヤ)、灯油−原油のクラック・スプレッド(サヤ)がそれぞれ拡大しました。前日比は、ガソリンが2700〜2780円高、灯油が3490〜3600円高、原油が2680〜2700円高です。


<国内貴金属市場>
金・銀は軒並み上昇です。金はNY急伸を引き継いで軒並み大幅高となり、先限ベースで3月6日以来の高値を付けると同時に期先2本が一代高値を更新しました。終盤も崩れず、引けにかけ上げ幅を拡大し、おおむね高値引けしました。銀もNY高を引き継いで先限ベースで3月17日以来の高値付けると同時に、期先2本が一代高値を更新しました。金と同様に高値圏から崩れず、堅調でした。前日比は、金が56〜62円高、金ミニが56〜62円高、銀が3.7〜10.2円高です。

白金系貴金属(PGM)は、続伸です。白金はイランの2度目のミサイル実験をきっかけにNY市場で急伸した流れを引き継いで買い優勢となりました。終盤には一段高となり、先限は6900円台に乗せました。パラジウムもNY高を受けて続伸しました。白金高に追随し、先限は1600円台に乗せました。前日比は、白金が194〜223円高、パラジウムが10〜45円高です。

シカゴ大豆は大幅続伸

<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引の流れを受け小幅安で始まり、その後は軟調なコーンや小麦が圧迫要因となったものの、明日に控えた需給レポートでの在庫減少の見通しがはやされ大幅続伸となりました。また、アルゼンチンでのスト再開の可能性が高まっておりサポート要因となっているようです。大豆11月限は30.0セント高の1587.0で引けました。大豆の週間輸出成約は旧穀が6.64万トン、新穀が22.25万トンとなっています。

コーンは前日に続いて軟調に始まり、ローカル筋や取引員筋による手仕舞い売りを背景に終始上値重い展開となりました。USDAより本日発表された週間輸出成約は33.7万トンと低調でした。6-10日予報では中西部の天候は生育に良好との見通しです。コーン9月限は、8.25セント安の686.5で引けました。明日、需給報告が発表される予定です。

小麦は夜間取引を引継ぎ、安寄りで始まり、その後も軟調に推移しました。前日同様コーンよりやや堅調なものの、今期は世界的に豊作と見られ、明日の需給報告の発表を控え、米小麦も事前予想より大幅増になるとの見方が上値を重くしています。小麦9月限は前日比7.75セント安の818.0で引けました。週間成約は61.7万トン、累計売上実績は36.2%と予想を大幅に上回りました。 


<NY原油市場>
前日に続いてイランがミサイル試射を行ったことや、ナイジェリア武装グループが今週中に休戦状態を解除すると伝えたことがはやされ、引けにかけては5ドル以上も値を伸ばしました。原油8月限は5.60ドル高の141.65で引けました。国際情勢の緊迫化により当面はさらなる高値が見込まれているようです。


<NY貴金属市場>
原油の上昇や軟調なドルを背景とした強気モメンタムの高まりによる買いが広がり、NY金は大幅上昇となりました。また、イラン情勢や不安定な動きを続ける株式市場を受けリスク回避としての買いもサポートとなったようです。銀やプラチナは連れ高となっています。金8月限は13.4ドル高の942.0、銀9月限は14.5セント高の1832.0、プラチナ10月限は26.4ドル高の1998.4で引けました。

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