大豆は、総じて拡大ストップ高

<国内穀物市場>
東京大豆は、総じて拡大ストップ高です。シカゴ反落を受け、軒並み安寄りしました。しかし、寄り付きの状況から連続ストップ安に歯止めが掛かるとの見方が浮上し、夜間取引の反発も手伝って、投げ売り局面から一気に買い戻しに流れが逆転し、両市場合計で10限月が拡大ストップ高に張り付く急反発相場となりました。前日比は、Non大豆が4270〜4500円高、一般大豆は2010〜2400円高です。

東京トウモロコシは急反発です。為替が1ドル=107円台後半まで円安に振れて、23日のシカゴが商品全面安の流れで下落しましたが、前日の夜間取引と比較して上伸したことに支援されたものの、前日まで3営業日連続のストップ安となったことで、寄り付きは買い方の投げで上値が重くなりました。その後、大豆の急伸や場中の円安、シカゴの夜間取引の戻しなどを好感して、節を追うごとに一段高となり、結局大幅高で引けました。大引けの前日比は、450〜1170円高です。


<外国為替市場>
午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅下落し、107円後半で取引されています。下値では押し目買いが入りやすく堅調地合いだが、上値では本邦勢の売りが厚いため、レンジ内でもみあいが続いています。ユーロ/円も上値が重く、169円台で一進一退です。日本時間のきょう午後5時発表の独IFO経済研究所の7月業況指数を控え、動きにくいとの見方もあるようです。


<国内石油市場>
国内石油市場は大幅続落です。為替が1ドル=107円台後半まで円安に振れたものの、23日のNY原油が、ドル高進展のなか大幅安となり商品全面安を主導したことで、今日もさらに崩れる展開となりました。なお、後場は前場の高値を抜けて戻す展開となり、とくにNY原油の夜間取引が、午後4時以降に1ドル程度急伸したことに追随高となりましたが、午後5時に1.50ドル以上急落したことで、大引けにかけて再び下げ幅を拡大しました。灯油の下げ幅が相対的に小さくなり、灯油−ガソリンのストラドル、灯油−原油のクラックが再び拡大しました。前日比は、ガソリンが1830〜1480円安、灯油が1100〜910円安、原油が1730〜150円安です。


<国内貴金属市場>
金・銀は、軒並み続落です。金はNY市場でドル高や原油安を受けて急落した流れを引き継いで売り優勢となりました。ただ後場に入ると、原油の下げ一服などをきっかけに下げ幅を縮小しました。銀もNY急落を受けて売り優勢となりましたが、後場で下げ一服となった。前日比は、金が47〜36円安、金ミニが47〜36円安、銀が19.3〜5.5円安です。

白金系貴金属(PGM)は、続落です。白金はNY市場でドル高・原油安を受けて急落した流れを引き継いで売り優勢で始まると、手じまい売りなどに圧迫されて先限ベースで3月25日以来の安値5857円を付けました。ただ後場に入ると、原油の下げ一服などをきっかけに買い戻されて下げ幅を縮小しました。パラジウムはNY安を受けて売り優勢となりましたが、後場の他商品の下げ一服を受けて一部限月がプラスサイドを回復する場面も見られました。前日比は、白金が170〜144円安、パラジウムが44〜9円安です。

シカゴ大豆は軒並み安

<シカゴ穀物市場>
大豆は米中西部の天候は、今月いっぱい特に不安要因はなさそうとの見方より、軒並み安で始まり、その後も上値重い動きとなりました。大豆1月限は25.0セント安の1384.0で引けました。産地では今週後半にかけて降雨見通しが出ていますが、来週にかけては乾燥見通しの予想も出ています。USDAは仕向先不明の12万トンの輸出成約を発表しました。

コーンは夜間取引の流れを引き継ぎ、軒並み安で始まり産地での良好な気候、NY原油安やドル高により軟調に推移しました。変動するコモディテイー市場やファンド筋による手仕舞い売りが圧迫要因となっているようです。また今朝はローカル筋による積極的な売りも目立ちましたが、後半にかけてはショートカバー主導で下げ幅を大きく縮めました。コーン9月限は2.0セント安の571.5で引けました。

小麦はローカルによる売られ過ぎから取引開始から急落し、中盤では周辺穀物と共に一時回復を見せるも、取引終了前には再び下落しました。小麦9月限は前日比13.5セント安の783.25で引けました。オハイオ州産地の収穫はほぼ終了したとのことです。


<NY原油市場>
ガソリン在庫が285万バレル増加し、石油需要も2007年1月以来の低水準となったことを受けて、NY原油は125ドルを割込む動きとなりました。原油9月限は3.98ドル安の124.44で引けました。既にダウントレンドに入っている天然ガスも大きく下落しており、エネルギー市場はさらなる調整場面が続きそうです。
 

<NY貴金属市場>
これまでサブプライム問題により下げが目立っていた米金融関連の株価が安定、回復に向かっていることを受けて、質への逃避として買われてきた金への需要が後退し、またドル高、NY原油安などの影響も加わり、総じて大幅下落となりました。金8月は25.7ドル安の922.8、銀9月は54.7セント安の1745.8、プラチナ10月は47.4ドル安の1760.8で引けました。また最近の上昇に対する利益確定の売りも広がったと模様です。

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