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小麦は週間輸出検証は2370万Buと先週より大幅減少となるも、事前予想を上回る

<シカゴ穀物市場>
大豆は今週の米中西部の天候が予想以上に乾燥するとの見通しより軒並み高で寄付くも、その後は小麦、コーンの下落に押されて上げ幅を縮小しました。大豆11月限は20.0セント高の1347.0で引けました。インド、中国の大豆生産地帯の天候は概ね良好とのことです。週間輸出検証は穀物年度末を控えて、低調でした。

コーンは夜間取引の流れを引き継ぎ、堅調に始まるも、ローカル筋やファンドの売りが圧迫要因となり、後半にかけて軟調に推移しました。また乾燥が懸念されている中西部での降雨見通しもマイナス要因となったようです。週間輸出検証は3056万buとなり、累積では平年の92.2%を上回り94.5%となりました。コーン12月限は6.5セント安の600.0で引けました。

小麦は先週の値上がりに反し、取引開始は上値で始まるも、その後乾燥が続いている豪産地、アルゼンチン産地に降雨予測が伝えられたことを受け、軟調に推移しました。またカナダ産地では霜の悪影響はないと予想されたこともUS小麦圧迫要因との見方です。小麦12月限は前日比25.75セント安の864.75で引けました。週間輸出検証は2370万Buと先週より大幅減少となるも、事前予想を上回りました。  


<NY原油市場>
熱帯性暴風雨グスタフがカリビアン海域にて発生し、石油施設のあるメキシコ湾に向かって入るニュースを受け、堅調に推移しました。またグルジアの独立を巡りロシアが欧米との対立する姿勢を鮮明にし、対立激化の不安も原油上昇の要因と見られています。原油10月限は前日比0.52ドル高の115.11で引けました。


<NY貴金属市場>
堅調なドル、NY原油が一時軟調だったことなどより、総じて軟調な動きとなるも、値動きはレンジ内となりました。金12月は7.8ドル安の825.7、銀12月は11.1セント安の1347.9、プラチナ10月は6.2ドル安の1435.0で引けました。株式市場は大荒れとなるも、夏季休暇で市場参加者も今週は乏しいようです。

シカゴ大豆は終始軟調に推移

<シカゴ穀物市場>
大豆は今週半ばにかけてのラリーも本日は週末を前にしたポジション調整の動きが広がり、安寄りの後も終始軟調に推移しました。大豆11月限は21.0セント安の1327.0で引けました。為替市場でのドル反発、NY原油の急落も圧迫要因となりました。消費国からの引合いが乏しいものの、米中西部や中国の天候面での懸念、アルゼンチンでのストの懸念などがあります。

コーンは夜間取引の流れを引き継ぎ、取引開始から軟調に推移しました。原油安やドルの反発が圧迫要因となりました。また、最近目立っているファンド買いが不在で、週末前のポジション調整が進んだ模様です。産地では週末にかけて予想を下回る雨量が予想されています。コーン9月限は11.25セント安の586.5で引けました。

小麦は取引開始から安寄り、その後もファンドによる売りが広がり軟調に推移しました。今週の価格上昇に対する週末に向けた調整、さらにユーロドルの反落、原油安も小麦下落を誘発させたとの見方です。小麦9月限は前日比31.75セント安の865.5で引けました。カナダ当局は小麦生産量予想を約2500万トンと発表し、予想範囲内となりました。豪、アルゼンチン産地では依然乾燥が続いており、特に後者作付け面積予想は過去16年最低の450万heと下方修正され、作物への悪影響の懸念が一部であるようです。


<NY原油市場>
昨日とは逆に、ユーロドルの反落を受け、取引開始から小幅安、その後も軟調に推移し、6ドル以上もの急落となり、2004年12月以来の下げ幅となりました。今月初旬、ロシアの爆撃により送油停止となっていたトルコのパイプラインは本日より稼動再開したことも下げを加速しました。原油10月限は前日比6.59ドル安の114.59ドルで引けました。
 

<NY貴金属市場>
ドルの急反発、NY原油の急反落、週末前のポジション調整の動きなどより総じて軟調に推移しました。金12月は5.5ドル安の833.5、銀12月は25.3セント安の1359.0、プラチナ10月は17.6ドル安の1441.2で引けました。前日の上昇が行き過ぎとの見方もあるものの、依然としてドルとNY原油の動向に左右される動きが続きそうです。 

シカゴ大豆は堅調に推移

<シカゴ穀物市場>
大豆はドルの急降下や、NY原油の急上昇がサポートとなり、軒並み高で始まり、その後も堅調に推移しました。大豆11月限は48.0セント高の1348.0で引けました。週間輸出成約は日本、韓国、中国の成約キャンセルが相次ぎネットではマイナス8.1万トンとなりました。一方米中西部では早霜の懸念も出ています。

コーンは取引開始から強含み、ドルの急落や原油の反発の影響から買いが殺到し、堅調に推移しました。天候もサポート要因であるとの見方です。USDAより発表された輸出成約の累計実績は平年の97.1%を上回る100.7%でした。コーン9月限は22.5セント高の597.75で引けました。

小麦は取引開始から大幅高となり、2008/09年度週間輸出成約が約91.7万トン、累計売上実績は52.2%と今期最高との報告を受け、続伸となりました。またドル安、堅調な原油、コーン、大豆、そして黒海エリア、EU産地の小麦品質低下の報告も、米小麦の買いが広がった要因となった模様です。小麦9月限は前日比22.5セント高の897.25で引けました。


<NY原油市場>
昨日米国がポーランドのミサイル防御について同国と合意したことを受け、それに対しロシアが同国産原油の供給を中断するのではとの懸念から、取引開始から急伸、その後も対ユーロドルの下落を受け、更なる買いが広がり堅調に推移しました。原油10月限は前日比5.62ドル高の121.18ドルで引けました。


<NY貴金属市場>
他の商品市場同様に、ドル安、原油高がサポートとなり、急伸する動きとなりました。金12月は22.7ドル高の839.0、銀9月は69.0セント高の1384.3、プラチナ10月は89.9ドル高の1458.8で引けました。短期的な底打ちとの見方がある一方、最近のドル高基調の修正がどこまで進むか、NY金の抵抗は860ドル付近となりそうです。

シカゴ大豆は大幅続落

<シカゴ穀物市場>
大豆は米ドルの上昇、世界景気の後退による需要鈍化の懸念などより軒並み安で始まり、大幅続落の動きとなりました。大豆11月限は55.25セント安の1236.75で引けました。マレーシアのパームオイルが11ヶ月半ぶりの安値に沈んでおり、これは中国の買付けキャンセルの懸念が背景にあります。

コーンは夜間取引の流れを引継ぎ、軒並安で始まり、その後は一時ストップ安まで売り込まれるなど、急反落となりました。コーン9月限は28.0セント安の529.75で引けました。ヨーロッパ経済の後退のニュースなど、過去6ヶ月でアメリカが経験した景気後退が世界規模に波及することが懸念されています。

小麦はドル高、軟調な原油、また周辺穀物市場の急落に追随し、小麦も大幅下落となりました。イランによる約70万トンの入札、また以前報告された仕向け先不明の約20万トンもイランによる買付けだったとのニュースがサポートとなり、今週は価格上昇となったものの、週末に向けての調整安との見方もあります。小麦9月限は前日比40.25セント安の824.25で引けました。


<NY原油市場>
堅調なドルを受け、原油は一時111ドル台まで下落し約3ヶ月ぶりの安値をつけるなど、続落となりました。OPECが来年度原油需要を過去7年で最低と予想し、米国だけでなく世界規模での景気低迷が石油需要鈍化の原因となっています。原油9月限は前日比1.24ドル安の113.77ドルで引けました。


<NY貴金属市場>
為替市場でのドルが主要通貨に対して一段高となったことで、NY金は800ドルの大台を割込む動きとなりました。金12月は22.4ドル安の792.1、銀9月は141.5セント安の1281.5、プラチナ10月は100.9ドル安の1388.2で引けました。商品市場全般の下げも圧迫要因となっており、当面はドルがどこまで上昇するのかが注目されるところです。

シカゴ大豆は堅調に推移

<シカゴ穀物市場>
大豆は前週末の急落より一転してテクニカル的に売られ過ぎとの見方や、明日のUSDAレポートを前にショートカバーが広がり、堅調に推移しました。大豆11月限は15.5セント高の1196.0で引けました。週間輸出検証は1009万Buと予想範囲内でした。

コーンは夜間取引では堅調な動きとなり、市場外要因の影響も限定的で、ショートカバーにより一時強含みました。その後、ローカルやファンド売りのため、上下まちまちとなりました。また、明日のUSDAレポートの発表を前に様子見ムードが広がっています。コーン9月限は1.25セント安の497.25で引けました。

小麦は取引開始はコーン高に反して小幅安で始まり、その後積極的な小麦/コーン・大豆のスプレッドが広がり、軟化するコーンに対し急伸しました。小麦9月限は前日比28.5セント高の793.75で引けました。週間輸出検証は先週より更に増加の約3080万Buとなりました。アルゼンチン産地では今週も乾燥が続くとの見通しです。


<NY原油市場>
ロシアと原油輸出ルートの一つであるグルジアの武力衝突を受け、序盤は強含むも、米国経済減退の影響が大きく、先週に続いて軟調に推移しました。またユーロドルが5ヶ月ぶりの安値で推移したことも圧迫要因との見方です。原油9月限は前日比0.75ドル安の114.45で引けました。


<NY貴金属市場>
為替市場でのドル高が止まらず、NY金は850ドルのサポートを割込み、大幅続落となりました。金12月は36.5ドル安の828.3、銀9月は71.0セント安の1462.0、プラチナ10月は24.1ドル安の1535.5で引けました。ファンドなどの投資資金の引上げも伝えられており、当面は800〜815のサポートをキープできるかどうか、注目されるところです。

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